高齢化社会の影響
どんどん高齢化社会になっていますが、このままでは保険料を納める世代の方が減ってしまい、老後にもらえる年金はやはり減ってしまうのでしょうか?
また、自分は30代後半ですが、自分たちの年代でもその高齢化社会から、貰える年金額に対する何らかの影響があるのかを知りたいです。
そもそも年金が本当に貰えるのかさえ心配です。
回答 1件
- 高橋七実
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お考えの通り、日本の年金制度は賦課方式を採用しているため、少子高齢化は重大な問題と思います。 また、少子高齢化と別に将来のご資産にかかわる問題として考えられるのは、物価の上昇です。 将来的に物の値段が上がると、物を購入したりサービスを受ける時に今よりも高い金額を支払わなくてはなりません。 さらに日本はマイナス金利政策をとっているため、銀行に置いててもなかなか金利がつかず資産が増えません。 知らず知らずのうちに資産価値が減ってしまうというケースが考えられます。 国が推奨している、NISAやiDeCoなどの運用益が非課税になる制度はご活用いただいていますでしょうか? 個人的には国がこの制度を大きく推奨しているのは、「国では何とかしきれないから、自分で運用して将来の資産を増やしてくれ」というメッセージと受け取っています。 通常、資産運用で得た利益は20.315%の税金がかかります。 (例.100万円の利益に対して、約20万円ほどの税金がとられてしまいます。) ですが、この2つの制度をご活用頂くと運用で出た利益は課税されません。 こういった制度をご活用頂きながら効率よく資産運用を行っていくことで、ご自身で解決方法を模索されるのが現時点では有効だと感じています。 追加で年金やご資産全体に関することでご不安やご不明点等がありましたら、何でもご相談ください。2022年05月24日