分散投資の正しいやり方
たとえばNYが暴落したとすると、その影響で日本株も暴落しますし、欧州の株も暴落します。
投資信託も暴落しますし、さまざまな金融商品も値下がりします。
分散投資の選択肢として、株と一緒に持つとなると金(ゴールド)くらいしか思い浮かびません。
以前は各国の株を持っていることが分散投資になりえましたが、最近ではそうではなくなっている気がします。
今現在の「正しい分散投資の方法」のセオリーとは何なのでしょうか?
回答 1件
- 大塚 さゆり
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ご相談者様が意識されているように、分散投資の目的は違う値動きのものを組み合わせてリスクを低減させるのことにあります。 分散対象としては、一般に株式・債券・不動産・コモディティ(金・原油などの商品)・為替の資産クラス分けに始まり、その中でも銘柄、時間、地域の分散が考えられます。経験上私の中では、キャッシュポジションというのも分散対象になります。 ご相談者様は株式をメインに地域を分散されて投資されているようですね。 どうしても株式ですと全体が大きく下がる局面では、つられて一緒くたに売られてしまうことがありますので 利益が乗ってるときの現金化というのは大切になってくると考えます。 そんな中でも、高値をとって来る銘柄や業種が存在します。 今回のようにIT銘柄総崩れの中、バリュー株と言われる割安株や資源関連や医療関連の銘柄などは堅調に推移しています。 株式でも銘柄分散によって、リスクを軽減することは十分可能ですし、REITのような不動産に一時退避もあると思います。 大きなお金の流れがどう動くのかによって、値上がる場所が違って来ますので、まとまった運用資金になると、これらの資産クラスをすべて持って比率を調整していくことになります。 投資や運用はお一人お一人の状況によって大きく違います。 その方にあった方法をお伝えさせていただくのが私たちIFAの役割と思っていますのでお気軽に個別相談ください。2022年05月23日