米国株に関して
現代、円安傾向が続いておりドルを買うだけでも円高になったときのリスクが大きそうな気がします。
こういったときに米国株を買うのは、いくら安くなってきているとは言え、為替差損が発生しそうでちょっと手を出しずらい感じです。
こういった場合に米国株に手をだすのは良くないのでしょうか?
それとも気にしないで、株が安いときにはドンドン買うべきでしょうか?
回答 1件
- 大塚 さゆり
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急激に円安になりましたが、この原因はお分かりですか。 ここをご理解頂かないと米国株を買う不安を払拭出来ません。 先ず円安の原因を簡単にご説明します。米国は金融緩和から金融引締へと政策転換して政策金利を上げる発表をしました。 一方日本は金融緩和を継続しています。そして政策金利は変わらずですので、金利の高い米ドルにお金が一気に流れ出したというのが今回の円安の大きな原因です。 今後も米国は金利を上げていく予定ですが、日本は当面このままでインフレの様子を見るとの事ですので、更なる円安の可能性が高いというのが現在の見通しです。 もし、現在の為替レートで米国株を購入したとしても売却時の受け取り通貨を米ドル指定にしておけば、都度為替を気にすることなく米国株の売買が可能です。最終的には円に戻さないと使えませんが、しっかり米国株でドル資産を増やして為替のタイミングを見て円に戻したら良いと思います。 逆に円の価値が下がっていくわけですから、米ドル資産をお持ちになることはリスク分散に繋がると思います。 ご参考になりましたら幸いです。2022年06月01日