外国株式投資について
株式投資は国内株式を中心に運用していますが、コロナ影響や円安傾向などで思うように利益に結びつかず苦戦してます。リスクヘッジのためには、外国株式や債券なども合わせて持っておくなどしておいた方が良いのでしょうか。
回答 1件
- 大塚 さゆり
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国内株式で運用されているとのことですが、どうしても株式ですと辛い時期がありますよね。 ただ今回は国内株式は有利だとみています。日本はまだ金融緩和を継続中、円安で海外からの投資資金が入りやすい、脱炭素・エネルギー安保の日米協議体の設置など、それに関する銘柄は動きだしてます。日本の成長株にお金が入りだしという感じです。 米国株はインフレ抑制のためコロナショック後の金融緩和を引き締める方向に舵を切り、今まで実績以上に買われてきた成長株(グロース株)が総崩れで割安株(バリュー株)や資源エネルギー株に資金がシフトしています。 確かにご相談者様がおっしゃるように今後の円安傾向を見据えれば安くなっている米国株式や外国債券への投資もあると思います。 ですが、国内外問わず株式ですと銘柄選定が重要になって来ます。また条件の良い外債ですと1000万以上のご資金が必要になって来ることを考えると、今まで国内株を勉強されてきたなら、銘柄選定の眼を養うことでカバーしていけるように思います。 国内株式でも銘柄分散、ETFの活用、短期・中期・長期の時間分散することでリスクヘッジが十分可能と考えます。 最近は、AIを活用したポートフォリオ(資産分散)運用もかなり実績を出しているものもありますので、ご資金の一部を債券を持っている感覚で活用してみるも良いかと思います。 ご相談者様は30代で既に株式投資もされていらっしゃり、年収・金融資産規模からリスク許容度は高い方だと思います。情報が多い中で色々と迷われることもあるかと思いますが、ご相談者様のオリジナル運用を考えてみませんか。 お気軽にご相談ください。2022年06月04日