NISAの信頼性は現在、どれくらい世間で得られているのでしょうか?
兄弟がNISAを始めると言っており、私もどういうものなのか少し興味を持ちました。しかし年金などと比べて信頼性はどれくらいあるのかなと疑問に感じています。確かに年金は絶対安定とは言えませんが、少なくとも長く活躍してきたシステムなので、やはりそれなりに信頼されていると思います。NISAの信頼性について、ご回答よろしくお願いいたします。
回答 1件
- 高橋七実
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NISA制度は国が推奨している制度でして、その背景にあるのは少子高齢化やインフレ(物価上昇)によって、国民に将来受け取ってもらう年金や資産そのものの価値が目減りしてしまうリスクを避けるためと考えられます。 年金はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という所が、国民の税金を運用しておりまして、現在は国内株式、国内債券、海外株式、海外債券と4種類の商品を均等に所有してます。 信頼というと定義が難しいのですが、少なくともNISA口座でもGPIFと同じ商品比率をお持ち頂ければ、年金と同じ運用内容にすることは可能です。 お考えの通り、GPIFもNISAによる運用も投資になりますので、資産が減ってしまう可能性は0ではありません。 ましてや、GPIFのようなプロが運用するのではなく、自力で利益を出せるのか?といったご不安はつきものと思います。 その点NISAでは、投資信託という運用のプロに銘柄選択などを任せられる金融商品が選択できます。 昨年のGPIFの収益率は年間で6.59%ですので、ご自身でのご運用でそれ以上の利益を出せたら上々だと思います。 NISAは運用益が非課税といったメリットもありますので、ぜひ前向きにご検討くださいませ。2022年06月23日