外貨運用のやり方
円安が進み日本円だけを持つことに不安があります。現在は日本円貯金しかしさんはありません。例えばドル預金を始めるにはどうしたらいいのか、またそのタイミングが知りたいです。
回答 1件
- 大塚 さゆり
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ドル資産を持つには、銀行で外貨預金口座を開設してドルを買う方法と預金ではないですが証券会社で外貨MMF口座を開設してドルを買う方法があります。 それぞれの特徴は、銀行の場合単純にドル建ての預金という事ですが為替手数料が高いです。証券会社の外貨MMFは主に格付けの高い米国の短期国債や地方債、社債などで運用している投資信託になりますので元本保証はありませんが、比較的安全性が高い商品です。為替手数料も銀行の半分くらいです。ドルを買い付ける時の為替も銀行だとリアルタイムではなく決まった時間の為替になりますが外貨MMFだとリアルタイムでの買付になります。 また、証券会社ですと外国の債券も取り扱っていますので、外貨MMFから米国債や社債などを買い付けて固定の金利を得ることも可能です。 元本はどちらも為替次第で円換算時の評価額が変動しますが、ドル建てでは増えていきますので最終的に買った時点より円安の時に換金すれば元本割れを防ぐことが出来ます。 買うタイミングですが、一度に大きく買わずに分けて買うことで今始めてもリスクの分散が出来ると思います。 円預金とは違い為替リスクをとることになりますので、為替の値動きを気にしていただいていくらかでも円高の時に買い付けた方が有利です。ただ傾向としては今後しばらく円安になると思いますので、米ドル保有は資産保全のためにも有効です。 ご参考になりましたら幸いです。2022年06月22日