為替ヘッジについて
海外の投資信託の設定で為替ヘッジの選択があるのですが、一般的にはヘッジありとヘッジなし、どちらを選ぶべきなのか気になります。今の円安進行が永遠に続くことは無いと思いますし、せっかく上がった海外株が円高で相殺されると、利益も損なってしまいますので、長期積立投資の方たちはどちらになさっているのか参考にしたいです。
回答 1件
- 大塚 さゆり
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長期積立を前提に考えるのであれば、為替ヘッジなしで良いと思います。 このところ急な円安に振れていますが、通常でしたら株式の値動きのほうが投資信託の基準価格への影響は大きいです。 しかも積立ですと、買付時点での株式や為替を織り込んだものを買っていくことでリスクを低減していることと為替ヘッジをかけるとコストもかかりますので長期投資となれば負担になります。 現在の円安の大きな要因は、日本国内と米国金利の差が開いてきていることに起因します。今のところ国内の金利上昇の政策はとられてないなか米国はインフレ抑制のため当初の予定より早いペースで金利を上げてきているので急激な円安に見舞われています。 国内金利が上がらない以上この傾向は今後しばらく続く見通しです。 ご参考になりましたら幸いです。2022年06月22日