最近は株式投資でもレバレッジをかけた取引ができますが、その特徴について教えてほしいです
最近は株式投資でもレバレッジをかけた取引ができますが、その特徴について教えてほしいです。
実際の資金より大きな取引をすることに怖さを感じます。
もしレバレッジ取引をするのであれば、どのような点に注意する必要があるでしょうか。
取引リスクを抑える方法はあるのでしょうか。
回答 2件
- 大塚 さゆり
人気ランキング1位
株式投資でレバレッジというと、証券会社が扱う信用取引とFX業者が扱うCFD(差金決済取引)という方法があります。 どちらも一定の証拠金を預けて(業者によって異なる)信用取引ですと約3倍、CFDですと日本株・米国株は5倍、日経225先物・ダウ先物など指数は10倍のレバレッジで取引できます。 それぞれ仕組みが違いますが、CFDはFXと同じと思っていただいてよいかと思います。 信用取引よりCFDのほうが少ない証拠金で取引ができるのがメリットかと思います。 どちらもレバレッジを効かせての取引になりますので、利益なった時は大きいですが、損失の場合、ポジションを維持するための追証と言って追加の証拠金を入金しなければならない事態や強制決済された場合もそこまでのマイナス分は入金しなければならなという大きなリスクはあります。 それを防ぐためには、最初に損切ラインを決めておいて必ず損切をすることが大切になって来ます。「証拠金維持率」という表示が必ずされていますのでそれを参考にするか、金額でこれだけ損したら切るということを徹底することが、大きな損失や市場から撤退しない最良の方法と思います。 後は、レバレッジを低く抑えたり、デモトレード等で感覚をつかむのもお勧めです。 私個人的には、信用取引もCFDも「売り」の取引から入れるのが最大のメリットだと思います。相場はご存じのように上がるばかりではないので、下げ相場の時もこれらの取引を利用して利益が出せるのでそんな活用の仕方をしていただけたらと思います。2022年04月29日
- 山本 裕
人気ランキング4位
レバレッジをかけた取引は信用取引が代表的です。 証拠金をいれてその何倍からの取引を行います。 うまく取引できるとリターンも大きいですが、損失ももちろん大きく、場合によっては追加の証拠金を求められます。 金額によっては、手元資金にも影響します。損失がでたときのことも十分に理解して取り組まれるようにしてください。 手元資金内で行うのであれば、ブル・ベア型の投資信託・ETFでの取引が良いかと思います。 投資資金以上の損失発生を防ぐことができます。 ブル型は上昇を予想する場合に購入します。実際の上昇に対して、その何倍といった上昇をします。逆に下落した場合も同じくその何倍も下落します。 ベア型は相場下落を予想する場合に購入します。下落に対して、逆にその何倍というかたちで上昇し、利益がでます。相場が上昇した場合は、逆に大きく下落し損失が発生します。 日経平均や海外ETFなどさまざまありますので、個別銘柄でない場合は、ブルベア型をご検討されるのも一つかと思います。 いずれにしても、相場よりも大きな値動きとなりますので、相場の動きには十分注意して取り組まれることをおすすめいたします。アドバイスを受けながら取り組むことをお勧めしますので、是非ご相談ください。2022年05月01日