資産運用で、余裕資金とはどの程度の割合なのかについて知りたいです
資産運用で、余裕資金とはどの程度の割合なのかについて知りたいです。
余裕資金で運用ということがよく言われますが、投資資金として使える金額の何パーセント程度を目安にすればいいでしょうか。
投資をしていると、意識しない間に投資金額が増えてしまっていることがあり、バランスの取り方についても悩んでいます。
回答 1件
- 山本 裕
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資産運用を検討する際によくされるご質問です。 どのくらいやったほうが良いのか、悩まれるところですね。 私が日頃お伝えしているのは、以下のようなかたちです。 あくまでも目安ですが、仮にその余裕資金すべてを失ったとしても現状の生活にすぐに影響を及ぼさないはずです。 ただ、投資額が大きくて心配といった不安感を持たないところも大事かと思います。 □ 余裕資金=手元資金-日常生活に必要なお金-使い道が決まっているお金 ● 日常生活に必要なお金=生活費の6か月分から1年程度 ※ 普通預金など流動性の高いもので管理しましょう。明確な決まりはありませんが、6か月あればもし病気などで働けないなどあったとしても、継続できる期間と思います。病気などの場合、会社員のかた(協会けんぽ、健保組合)であれば傷病手当金がありますが、自営業の方は国民健康保険です。傷病手当金がありませんので、より手厚く確保することや生命保険(医療保険)でカバーされていなければもう少し長い期間の金額を確保したほうが良いと思います。 ● 使い道が決まっているお金=車の購入、住宅の頭金、教育費など5年以内程度に使う金額 ※ 使い道が決まっているので定期預金など元本がある程度確保されているもので管理しましょう。 目の前もそうですが、将来の年金なども視野に入れて考える場合は、ライフプランニングをされるのをお勧めします。 将来の資金が概算でも明確になると安心して投資ができると思います。 少しでもお役に立てれば幸いです。2022年05月03日