家の相続について
現在までに、祖父母と叔父が亡くなり、2軒の家を私の両親が相続管理しています。賃貸や売却は考えておらず、ただ固定資産税を払い続けている状況です。今後の発展は見込めず、どちらかというと、人口減少が考えられる地域です。
もし両親がなくなると、両親の家も含め3軒の家を私たち兄弟二人で相続することになりますが、二人ともこれらの家に住むことは、おそらくありません。
そこで、両親が健在のうちに、祖父母と叔父の家を、どのタイミングでどのようにしておいてもらうことが、相続的には良い選択と言えるのでしょうか。
回答 1件
- ご質問ありがとうございます。 私は、地方で活動しているIFAですが、非常に土地に関する相続のお悩みを持ったお客様は非常に多いです。 今回のご相談内容についても、多くご相談を受けております。 相続後の対応としては、主に3種ございます。 ①売却:地元の不動産産会社にご相談し、買い手を探してもらう方法 ②譲渡:隣地の方に低価または無償譲渡する。(贈与税の対象になる可能性があるので、留意が必要です) ③寄付:自治体に寄付する。(都市計画上、寄付を受け入れてくれる場合があります) 居住しない住宅については、固定資産税はもちろん、草むしりなどの管理費用が毎年、経費として必要となります。ご両親の世代の時に、居住予定のない不動産は、手放した方がよいと思います。 ただ、留意点として、先祖代々の土地など売りたくても売れない場合もあると思いますので、その点は、ご両親様とお話をされた方がよいと思います。
2022年07月21日