FIRE(早期リタイア)する人、希望する人が増えていますが、どれほどの資産があれば、FIRE後の生活
FIRE(早期リタイア)する人、希望する人が増えていますが、どれほどの資産があれば、FIRE後の生活は安泰ですか?
年代別で教えて頂けると助かります。
また、FIREした者がすべき資産運用(投資法など)も、年代別で教えて下さい。
回答 2件
- 山本 裕
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年代によって明確にどの資産が適正といったことはないと個人的には考えます。 その方によって、住まいの場所や生活水準などに相当な差があるからです。 資産も株式のトレードで生計をたてるのか、不動産所得で生計を立てられるのかなどさまざまです。 毎月の生活費が100万円必要だったとすると相当の収益が毎月あるような不動産や投資信託や株式が必要になりますが、それぞれの資産も突然棄損するリスクもありますので、それをカバーできる資産も必要であると考えます。 自分が理想とするところから、どのあたりまでが現実的なのかをご相談しながら考えるのが良いと思います。2022年04月26日
- 大塚 さゆり
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FIREの目安として、米国の経済学者らによる資産運用の研究でトリニティ・スタディの「4%ルール」というのがあり、それに当てはめて考えてみると良いと思います。 4%ルールとは「運用資産の中から毎年4%を取り崩して、その範囲内で生活する限り資産を減らすことなく不労所得だけで人生を過ごせる」というものです。 FIREの計算式「年間の生活費÷年間の運用利回り×100=FIREに必要な資産」 ですので、年齢に関係なくご相談者様がどの水準の生活を望むかによって大きく変わってくると思います。 例えば完全に不労所得で年間500万円の生活費で4%で運用したとすると1億2500万円が必要な資産になりますね。 いやいや200万ぐらいは稼ごうかと思えば年間300万円の生活費として4%の運用だと7500万円で済みます。 運用利回りを6%にするとちょうど5000万円です。 ただ運用利回りを高くすればそれだけリスクも高くなりますのでやはり4~5%ぐらいに留めておくのが現実的かと思います。この4%ルールは、保有資産の50%を株式で持った場合の試算となってます。 FIRE後の資産運用ですが、株式・債券・リート(投資信託)など資産クラスを分けて、短期・中期・長期と期間も分けて運用をされていくのが良いと思います。2022年04月30日